私たちが生活していく上で欠かせない業界の一つとして、小売業界があります。
日頃の生活から関わっている業界であるため、とても身近に感じている人も多いと思います。
しかし就活生の中には「そもそも小売業界って?」「小売業界って今後どうなるの?」と悩まれる方も多いかと思います。
そこで本記事では、、、
- 小売業界の概要
- 小売業界のビジネスモデル
- 小売業界の現状と今後のビジネスモデル
これらについて21卒の先輩のお話をもとに解説していくので、ぜひご覧ください!
目次
小売業界の概要
小売業界はメーカーや卸売業者から仕入れた商品を一般の消費者に直接販売します。
小売業界の主な企業としては、多様な商品を扱っているコンビニエンスストアやスーパーマーケット、百貨店と特定の領域を取り扱う「専門店」があります。
専門店の例としては、ドラッグストア、家電量販店などがあります。
北海道における小売業界の主な企業
コープさっぽろグループ,ツルハ,ジョイフルエーケー,セコマ(セイコーマート),サッポロドラッグストアー,イオン北海道,ラルズ,札幌丸三越,テーオーグループ,DCMホーマック,東光ストア,ダイイチなど
小売業界の主な職種
小売業界の主な職種は以下のとおりです。
- バイヤー
- 店長
- 販売
- 商品企画
それぞれについて解説していきます。
バイヤー
メーカーや卸売業者から、顧客ニーズや自社コンセプトに合致した商品の仕入れを行います。
また、店頭支援など多岐に渡る場合もあります。
店長
店舗運営やパート・アルバイトの管理・育成などを行います。
また、イベントの企画・実施なども行う場合があります。
販売
店頭に立ち、お客様に直接商品を販売します。
商品企画
自社の商品を開発・企画します。
近年は自社商品(プライベートブランド)を開発する企業が増えており、重要な役割を担っています。
小売業界の動向
最後に小売業界の動向について解説します。
- 女性の活躍促進
- 少子高齢化の影響
- ネットショッピングの需要増
女性の活躍促進
百貨店をはじめ、小売業界における従業員の女性比率は高いです。
そのため、各企業は女性が長く働くことができる環境を整えようと取り組んでいます。
少子高齢化の影響
現在、日本では少子高齢化が加速しており、買い物に行くことが困難な高齢者も少なくありません。
今後はこうした高齢者の課題に対して、ITなどにより解決していくことが鍵となるでしょう。
また、国内人口の減少とそれに伴う消費人口減少により、国内市場縮小の恐れもあります。
国内市場の頭打ちに備え、海外市場の開拓も経営戦略上の課題の一つとなるでしょう。
ネットショッピングの需要増
近年インターネットの急速な普及もあり、オンラインショッピングの業績は上昇傾向にあります。
こうした時代とともに変化している消費者の需要への対応は、顧客満足度向上や業務効率化にとって重要な観点となるでしょう。
まとめ:小売業界の業界理解を深めよう!
小売業界の概要やビジネスモデル、今後の動向について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
就職活動を進めるにあたっては、情報収集が重要です。
しっかりと業界研究・企業研究を行い、他の就活生と差をつけましょう。
本記事が皆さんの就職活動を進めるうえでの一助となれば幸いです。
<まとめ>
- 小売業界にはさまざまな職種がある
- 女性が活躍しやすい環境
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