現在は苦しい状況のホテル業界ですが、新型コロナウイルス収束後は国内需要やインバウンドが徐々に回復し、右肩上がりになると期待されています。
また、就活生に人気のホテル業界ですが「どういうビジネスモデルかわからない」「北海道内にはどんな企業があるの?」と悩まれる方も多いと思います。
そこで本記事では、、、
- ホテル業界の概要
- ホテル業界のビジネスモデル
- ホテル業界の現状と今後の動向
これらついて解説していきますので、ぜひご覧ください!
目次
ホテル業界の概要
ホテル業界は日本人宿泊者数の伸びはもちろんですが、近年は外国人宿泊者数が急速に伸びています。
観光庁の宿泊旅行統計調査によると、平成31年1月〜令和元年12月の国内ホテル、旅館及び簡易宿泊所、会社・団体の宿泊所の延べ宿泊者数の総数は5億9592万人泊(宿泊人数×宿泊者数の合計。延べ宿泊数)うち、日本人宿泊者数は4億8026万人泊、外国人宿泊者数は1億1566万人泊となっており、市場規模の大きさがとても感じられます。
北海道におけるホテル業界の主要企業
JR北海道ホテルズ,北海道PKホテルマネジメント,カラカミ観光,野口観光グループ,第一寶亭留,鶴雅グループ,西野目産業,札幌ホテルマネジメント,札幌東急ホテルズ,第一ホテル,知床グランドホテルなど
ホテル業界のビジネスモデル
ホテル業界は客室やホテル内のレストランなど各種サービスを利用者に提供することにより、収益を得ています。
また、ホテルが予約を獲得するための方法としては、自社サイトによる直接販売と、旅行会社・旅行代理店や旅行サイトなどを通じた委託販売の2つに分けられます。
<ホテルが予約を獲得するための方法>
- 直接販売
- 委託販売
近年ではインターネットの普及もあり、自社サイトや旅行サイトなどのインターネットからの予約が主流になりつつあります。
ホテル業界の現状と今後の動向
最後に、ホテル業界の現状と今後の動向について解説します。
- 外国人向けサービスの拡充
- 外資系高級ホテルの増加
外国人向けサービスの拡充
英語・中国語訳が載った観光情報媒体の充実や外国語でのコミュニケーションが可能なスタッフの雇用など、インバウンドを加速させるための取り組みを行うホテルも多々あります。
外資系高級ホテルの増加
近年では、富裕層をターゲットとした外国資本の高価格帯ホテルが都市部で増加しています。
高級ホテルが比較的少ない日本において、どれだけ需要があるか分かりませんが顧客ニーズとマッチすれば大きな市場となるでしょう。
まとめ:ホテル業界の業界理解を深めよう!
ホテル業界の概要やビジネスモデル、今後の動向について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
航空業界の一部企業が採用中止を発表するなど不安要素もありますが、今できることをコツコツやっていきましょう。
本記事が皆さんの就職活動を進めるうえでの一助となれば幸いです。
<まとめ>
- ホテルが予約を獲得する方法は直接販売と委託販売の2つに大別される
- ホテル業界はインバウンドの影響が大きい
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